政治資金に関する問題など、政治不信は今に始まったことではないと思います。じゃあ、この国の政治は良いよ、この国を模範にすると良いよ、という話も聞かない。国民性も違うし、国の状況、課題も違うので、政治のレベルを国別に序列することも出来ないかな、と思う。何となくですが、自国の政治を低く評価する国民が多そうです。

では、私は「政治」なんていうものを論ずるほど何か知っているのか?というと全く不勉強。まずは、地方議会なども含めてどういった選挙に参加しているのか、参加する資格があるのか、を調べてみた。

私が住民票をおく岐阜県可児市には22名の市議会議員が居ます。2023年7月に選挙があったようで、投票率は37.5%。フーンという感じです。25人が立候補、22名が当選。最年少は37歳、最年長は87歳というのが結果です。13期議員を務めている方も居るのですが、87歳13期ってなんか疑問。

さて、その上には岐阜県県会議員、可児市は2議席を割り当てられていて、令和5年には無投票で2名の方が県議会議員に選出されています。全体では46人の県会議員がいるんですね。岐阜県という単位でどういった仕事があるのか、県会議会のある岐阜市にはあまり行くことも無いし、どの程度の予算が割り振られ、どのように議会が機能しているのか、調べてみたいです。

さらにその上には参議院、衆議院が存在します。参議院は岐阜県は2議席。2019年、2022年の選挙では、自民党の大野泰正氏、渡辺猛之氏がそれぞれ当選しています。衆議院は岐阜県は5議席、可児市は岐阜4区。岐阜県は自民党が強く、4区も金子俊平氏が当選しています。衆議院の比例代表は岐阜県は全て自民党が小選挙区で勝っているため比例復活はありませんでした。

国政である参議院、衆議院の議員を47都道府県の選挙区に割り振って議員の選挙をする必要が本当にあるのかな、と正直思います。せめて東海地区とかにすれば一票の格差とか問題になりづらいのではないか、と思います。フィリピンの上院議員のように全国民で直接選んでしまうというのも一つの在り方ではないかと思います。

各議会の定員数を国会議員で決めるのは納得感ありません。調べる価値あるように思いますが、国会議員がどれだけ国会で質問したのか、どれだけ法案作成に寄与したか、とか数値化できないんでしょうかね。国に対する寄与度(リワード)とコストで議員の数や報酬を決めることでどうでしょうか?

また、国会議員にしか目が行きませんが、地方議員、県会議員が本当にそれだけの数必要なのか?どれだけの貢献をしているのか、そういった数値化は必要だし、本当に癒着とか賄賂とか透明性の高い政治が行われているのか、もっと調べてみたいと思います。