以下は朝日新聞デジタルから記事をそのまま掲載します。

「東京五輪パラリンピックを巡る談合事件を受けて入札指名停止とした広告大手・博報堂電通に対し、東京都がその後、入札のない随意契約で計約13億3千万円の事業を発注していた。都は「他社に代替できない事業で法令上問題ない」と説明する。しかし、信用失墜行為を理由に入札から除外した企業と、入札を経ずに契約した点について、指名停止の実効性を疑問視する意見がある。」

朝ドラではないが、「はて?」という感じ。博報堂、電通は談合事件があったため、入札にすら参加させない企業。そうした企業と入札もせずに契約するっておかしな話だと言わざるを得ない。100人に聞いたら90人以上同じ考え方ではないかと思います。

都の担当者、責任者、発注を受けてしまう博報堂、電通を批判するのは簡単です。年甲斐もなく怒りに震えてしまう自分が居ます。

が、怒っているだけでは芸が無い。もう少し冷静にどうしてこういう理解に苦しむようなことが発生してしまうのか「原因と対策」を考えなくてはならない。

「なんでだろう?」

そもそも本件が世の中に明らかになった時に、「何らかの批判があること」を都や企業は懸念したんだと思う。とすれば、「明るみに出ないだろうという考え」&/0R「明るみに出た場合にも言い訳をすれば逃げ切れる」と思ったか、だ。

多分、後者のウェイトが高いのではないか?明確な規定違反ではないため、処分はされないということだろう。

だとすれば、道徳も何もないこうした行動が世の中に氾濫することになる。もうそうなっている。政治家による様々な不正、企業の不正、今回のような不正、いちいち気にするのが嫌になるくらいである。

違法者に「厳罰化」を進めるのも一案だし、こうした「抜け道のある法案・処分案」を策定・認可した人間を全て失職させる、とか。

ただ、ここで題名。「胸に手を当てて考えよう」「あなたのその言動は親や兄弟、親友に自信を持って伝えられるものですか?」こういう行動規範が重要だと思う。ここに尽きるのである。

とは書いてみたもののどうなんでしょうかね。そんなこと言ってたら仕事なんか前に進まないんでしょうかね。全くキレの無いPost。嫌になります。みんなしっかりしよう!