当たる、当たらないは別として、企業価値(株価)の分析をしているYouTuberは少なくありません。その中でも白坂慎太郎さんは、基本的にはシンプルなものの見方で企業分析をしていて参考になる意見も多いです。
さて、その白坂慎太郎さんが「子供の教育」という理由でシンガポールに引っ越しました。
シンガポーリアンがどうして日本人の2倍以上の所得になったのか?(一人当たり実質GDPで比較)についても彼なりの分析を加えています。
英語や中国語を操り、扱えるマーケットがその分大きいから(つまり、特に優秀な人が一生懸命素晴らしいモノを作ったり、素晴らしいサービスを提供している訳でもない)という分析も一理あると思います。
残念ながらシンガポール人の平均の方が日本人の平均よりは豊かだというのはその通りかな、と思わざるを得ません。一方、シンガポールも競争は非常に厳しかったと記憶しています。
さて、白坂氏が子供の教育環境を理由にシンガポールに移住しています。確かに英語で授業すれば自然に英語は身に付き、インターナショナルスクールに通えばグローバルに生き抜く力も付きそうです。
さて、さて、あるべき教育の姿ってどういうものなんでしょうかね。私には子供もいないため、現在の学童がどのような教育を受けているのか分かりません。どうやら各人がタブレットなどを持って教育を受けていそうだ、というのは素晴らしいことです。
ここフィリピンでもそうですが、金持ちは私立で高い教育費を払う一方、恵まれた施設、優れた教師による教育を受けている印象があります。日本だってそういう傾向はあると思います。私は大学まで全て公立の教育機関に通ったので私立がどれほど素晴らしいのか分からないのですが、基本的にはそうだろうな、と思います。
日本はまだまだ公立の教育機関のレベルが高いのかな、と思います。是非素晴らしい教育でたくましい人間がどんどん排出されることを真に願います。