ユーキャンの「なぞりがき 日本の名作」を少しずつ進めています。
自分で字を書くことなんて、お客様訪問の時のメモ(当然スピード重視なので字は読めれば良いレベルだし、分からない漢字はカタカナだったり)程度。これではダメだな、と思い、日記を書き始めたのは5月10日、2,3日分まとめて書いたりしますが、一応今まで継続しています。
どうせならなるべく丁寧な字で書こうと思っています。それと同時並行で行っているのはペン習字です。この本はなぞり書きですから、お手本の薄い灰色の文字の上をなぞりながらの練習です。
AI時代だからこそ、自分の頭で考え、自ら手を動かし、歩き、話す。こうしたことが重要です。なぞるだけでも「良いんです」。下記の通り、色々なことに気づき、なんでもかんでも「やってみること」に意義を感じます。
気づき1:文字って縦長だったり横長だったり、大きかったり小さかったり、様々。PCなどでは、与えられたマスに収めようとしているので、文字の大きさってあまり気にならないですが、明らかに字によって個性があります。
気づき2:書き順を間違えて覚えている字が多い。全ての字では無いですが、ポイントとなる字については「下をすぼめる」とか「はらいを大きく」といったアドバイスがあります。また、書き順についても赤い小さな数字でアドバイスがあります。役に立ちます。
気づき3:日本語ってやっぱり縦に書く文化だよね。日記も横書きで書いてるし、メモも横書き、実際に縦に字を書く機会って本当に減ってますね。小説などは未だに縦書きですが、字の形や書き順など考えても縦書き文化だよな、って思う。
脱線しますが、ヨーロッパは横文字文化。目の動きは確かに縦よりも横に早く動くことを考えると、悔しいけれど、横文字文化の方が目に対する優しさといった観点では優れていますね。日本語でも横書きが増えている背景には「目の動き」というのは多少は影響していると思うんですよね。
なぞり書きで自分の字が上手くなっているかどうかは分かりませんが、どう考えても「やらないよりはまし」なんです。世界各国になぞり書きの本があるのか分かりませんが、自分に定着させたい。やはり自らの手を動かすことってすごく大事。