人間ドックを受けた。久しぶりにバリウムを飲んだ、というか飲む羽目となった。胃カメラを希望したが、最終的にバリウムとなってしまったのか、単純に見逃していたかは分からないが、自らバリウム検査を好んで申し込む訳はない。
検査当日に胃カメラへの変更は出来ないか?と一応聞いてみたが、ダメだった。希望者も多く事前(少なくとも数日前)に確認しなくちゃダメとのこと。
僕の周りで、バリウムと胃カメラでバリウムが良いという人はゼロ。バリウムと胃カメラの比較で私が胃カメラが優れていると思う点は
1.バリウム特有の不快(ゲップを我慢しなくちゃいけない、大量のバリウムを飲まなきゃいけない、台の上でくるくる回ったり逆さにされたりがつらい、下剤を飲んで便を通常に戻さなくちゃいけない)が胃カメラには無い。
2.バリウム検査で不審な点があったら、胃カメラで再検査するのであれば、最初から胃カメラで良いでないか。僕は胃憩室を指摘されることが多いため、なおさら。
3.ポリープなどあればカメラ先端のメスで生体検査を同時に行える。
一方、人間ドックなどを見ているとバリウムだけのクリニックも多い。短時間で済む、投資したバリウムX線の装置が無駄になっちゃう、などの理由かな、と思う。クリニック側からすると、バリウム検査もどんどん活用したい、という思惑もあるだろう。
サービスを受ける側とサービスを提供する側に「明らかな意向の違い」が如実に表れるケースだなあと思い、記録する次第。Webで調べると一長一短といった論調のコメントもあるが、それはクリニックの事情が濃厚に反映冴えれているコメントだと思う。