小説家の方、脚本家の方に対しては最大限敬意を表します。推理小説は絶対に自分には書けない。歴史小説は最早面白い作品が多すぎるし、いわゆる純文学というようなジャンルは実は最も難しいかも、です。小説家を目指している方何人くらいいらっしゃるんでしょうね。私が知っている小説家はひねり出しても2桁止まり。そういう方って本当に大成功を収めた小説家ですよね。
ドラマの脚本も自分には書けません。朝ドラとかどうしてあんな素晴らしいセリフを言わせちゃうかな、泣かせる場面を作り出しちゃうかな。尊敬しかないです。
新潮の100冊は厳選中の厳選なんだから兎にも角にも読んでみよう、とは思うもののなかなか100冊読むことはできませんよね。「ぎょらん」はそんな中読み始めている本です。
結構生々しい性行為について言及があってこんなおじさんが「お、良いのかよ」と思うところが何ともお恥ずかしいですね。「死」を扱っている作品ゆえ、重い感じしますが、ただ重たいだけじゃないから人気作家なんでしょうね。
どんどん読み進めます。
私が勉強不足なだけで、「52ヘルツのくじらたち」では、本屋大賞にも選ばれていて実力は折り紙つきなんですね。人を唸らせる才能、心底尊敬します。私のような凡人は、敬意と感謝の念を込めて味わって作品を読ませていただくのみ。