初期の膀胱がんに罹患したことを前回のブログでポストしましたが、膀胱内の腫瘍がどうやら血尿の原因である、という検査結果を受けた際にその腫瘍が悪性だとは思っても居なかったため、手術はフィリピンで行いました。

フィリピンの病院は、通常(少なくとも日本人が通う病院には)病院専属のお医者さんはいません。お医者さんは、月・水・金はA病院、火・木はB病院といった感じで先生が病院に部屋を借りて診察しています。

腫瘍を取り除く手術は4月19日(金)に実施。前日の18日には入院を開始し、最終検査やら準備をしました。その時には4月20日には退院できるのでは、、と言われたし、検査結果は4月22日(月)にも出てくるのでは、と聞いた記憶があります。そんなこと聞き間違う訳無いのですが、、。

「執刀はF先生、麻酔はS先生、自分はこういった手術を受けます」といった具合に、のちのち問題にならないように患者自体が自分の受ける手術について十分に説明を受け、納得していることを何度も確認されます。良いことだと思いますが、執刀の先生は覚えても麻酔の先生(美人な女性)の名前は覚えづらく苦労しました。英語では膀胱のことをBladderと言いますが、そんなのもその時に覚えました。

下半身麻酔ですが、麻酔を打つ前に眠らされてしまうので、麻酔を打った瞬間の記憶はありません。手術が終わり、目が覚めたら鉛筆くらいの太さのカテーテルが存在したことにビビったのと、足がしびれて動かせなかったことを記憶しています。

右からは点滴(生理的食塩水でしょうかね)がカテーテルへ、左からは尿か水かがバケツに流れ込む仕組みになっていました。

看護師(フィリピンの看護師さんは本当に献身的ですが男性もそれなりの割合います)さんが言うには、尿が絶えず流れている状況なので膀胱が膨れて尿意を覚えることは無い、とのこと。でも、尿意を覚えます。尿をしたらカテーテルを通ってバケツに流れる仕組みだから尿をすれば良いのですが、尿意は無いはずなのに尿意があるのはおかしい、腰が痛いのもつらいと思い、ドクターを呼びました。「角度が悪いのかな?」とカテーテルをぐぐぐっと回したので痛みと恐怖を覚えたのは間違いないです。

金曜日に手術をし、土曜日も一日中点滴、結局日曜日の朝までカテーテルが挿入されており、抜いたのは日曜日の朝でした。カテーテルを回した後も尿意はあるし、腰にも痛みを覚えたので、兎に角土曜日はツラかったです。カテーテルを抜くのは思いのほかすんなりでしたが、カテーテルを抜いた後血の混じった尿が出てきたときは、「結局2日間の点滴って何だったんだろう?」と思いました。

結果はすぐに出ると思ったら、医者から「5月3日に来い」という連絡が、、、、。それは遅いぞ、と思い、1週間後に病院に行ってみると先生は診察をキャンセルした、と。まあ、フィリピンってそんな感じです。日本であれば、F先生が休んでいたとしてもG先生が代わりに結果くらい教えてくれるのに。そういうところは残念です。(多分、フィリピンだけでなくかなりの国でこんなもんだと思います。日本はそういうところは本当にしっかりしていると思います)