膀胱がんの治療のために日本とフィリピンを行ったり来たりしたりしています。フィリピンを本拠地として働く日本人にとっては、フィリピンは本国であり、日本もやはり本国です。日本のパスポートを持っており、フィリピンでの滞在にはVISAを要すわけですから、厳密には、私にとっても本国は日本になってしまうのですが、年間のほとんどの日々をフィリピンで過ごしており、フィリピンにはとことんお世話になっているので、気持ちとしては「本国」としか言いようがありません。

と、言うことで、日本に帰るのは「帰国」であり、フィリピンに帰るのは「帰比」となります。「どっちも帰るんかい?」と聞かれたら、「その通り!」と答えればそれで良いように思います。どちらも僕にとっては本国だから。

聞く人が私がどこに向かっているかを間違うことが無ければ、それで良いのでは、と思う次第。

言葉使いがややもすると乱暴だったり、思慮に欠ける私でございますが、こうした「丁寧」かつ「ポジティブ」な言葉遣いを今からでもどんどんと推し進めていくことが非常に重要だな、と思う次第。