今最もホットな名前が飛び交っていますが当然フィクションです。
ゼレンスキーと米国大統領、副大統領との会談は歴史に残るほどに無惨な形で決裂した。
マスコミはゼレンスキーが熱くなりすぎたのでは、という声もあったが、今さらどうにもならない。
交渉決裂後、アメリカはウクライナへの援助をストップした。同時に水面下では「米国の言うことを聞けば悪いようにはしない」とディールの話も動いていた。
ウクライナ国民の米国に対する反発はもはや押さえつけられないほど大きく、最早米国の言いなりになることは許される雰囲気ではなかった。支援を受けて来たのでおかしな話でもあるが、国民感情は今やトランプ憎し、米国憎しへと変わっていった。
米国の支援が止まり、戦況はますます悪くなった。ドイツ、フランスなどヨーロッパ各国へ支援を求めたが、米国ほどの支援が得られないことは明らかだった。
こういう難しい状況になると英国の出番である。
秘密裏に(そうは言っても米国の知るところにはなるが)ロシアをを交えた極秘会談が開催された。
ロシアの出方は予想外のものだった。
NATOへの加盟を見送ればこれ以上の侵略をすることなく手を打てる、と。さらに驚くことを言った
一緒にアメリカと一戦交えないか?
最初は勿論冗談だと思ったが、英国からの出席者がえもいわれぬ表情をした時、これは英国の描いたシナリオであることをゼレンスキーは理解した。
続く