死刑制度については、なかなか難しい、重いトピック。色々な意見があるんだと思いますから、そもそも死刑というものが必要なのか?といった議論は今もなされていると思いますが、これからもおおいになされれば良いと思っています。
さて、ここからは現行の死刑執行について。
死刑については「判決確定の日から6か月以内」に執行命令をしなければいけません。しかしながら、最近、死刑囚として収監された方が病死している例が多すぎます。法を司る法務省が法律を全く守っておらず、法務省は真面目に仕事をしてくれ、と申し上げたくなります。法務省の死刑執行に関する方は真面目に仕事をしなさい。
Wikipediaの情報を転載すると、2020年、2023年、2024年には死刑の執行はゼロです。2021年には3件の死刑執行がありますが、判決確定から16年1か月、12年6か月、6年7か月 後に執行されています。2022年には1件執行していますが、7年5か月も要しています。
日本は高度な法治国家だと私は思っています。そうであるべきです。法律には従うべきです。判決は確定しているんです。本当に情けないと思います。もし、法律に従うことに戸惑いがあるのなら、法律を変更すべきです。そして変更後の法律が施行されるまでは、現行の法律に従うのが当然です。
法務省という法を司る組織がどうしてここまで厚顔無恥なことを継続しているんでしょう?。どうしてこんなバカげたことが国会で追及されないのか?法務大臣で180日以上在籍しながら死刑執行していない大臣が平気な顔をしていられるのか?不思議でなりません。現在の鈴木馨祐大臣は2024年11月11日に就任。実際には大臣が交代しようとしまいと死刑執行は判決が確定してから6か月以内というルールはルールですが、鈴木大臣に期待してみます。5月11日までに死刑執行が無ければここで批判させていただきます。