日本人は熱々のモノを食べるのが大好きな人間だと思う。
ラーメン、味噌汁、ごはん、なんでも「温かいものは温かいうちに」という考え方が浸透している。私もそうです。なんかヌルい感じの食べ物ってどうもよくありません。猫舌って何となくダサいっていう風に感じているかも知れません。
さて、これって悪いことでは無いと思うのですが、「早食い」に繋がると思っています。うどんは噛まずにのど越しを味わう、とか言ってずるずるっと一気にお腹の中に入れちゃうことって香川県では結構当たり前のことになっていると思います。
和食は健康的だ、というのは私もそうだろうな、と思います。和食は健康的でも日本人が熱い食べ物をふうふう言いながら冷めないよう、どんどんお腹に流し込んでいる食べ方は決して健康的だとは思いません。よく噛むべきだと思います。
そもそも100度に近い食べ物を体内に入れることってそんなに身体によいことだと思いません。ここフィリピンのラーメンはそこまでスープとかも熱々では無いです。多分諸外国もそうだと思います。日本人が「スープがヌルいのはあり得ない」と言っている場合がありますが、身体のことを考えたら、熱々である必要は無いし、スープが冷めようが、麺が多少延びようがよく噛んでゆっくり食べることの方が数倍も身体によいと私は考えます。
熱々信仰が早食いに繋がっているように思い、敢えてポストしています。