さて、写真ほど昔と今とで変わったものは無いように思います。

携帯で写真が撮れるようになったのは、1999年。2000年初頭のシャープの写メールが大ブームを巻き起こしたと。大体25年前の話なのね。

1992年に私は大学を卒業。卒業旅行ではヨーロッパに約1か月出向きました。まあ、写真があまり残っていないですね。特にパノラマとかいう横長の写真は本当に少ないですね。旅程で何がどうなるか分からないのに、フィルムをケチって持参したのは今から考えても不思議。本当に不思議。今みたいに「まずは写真撮っとくか」というマインドでなかったのかもしれない。

100枚も写真撮って無いですもん。今なら飛行機(Virginだったから見栄えするよね)とか空港とかバシャバシャ撮りまくったでしょう。ノイシュバンシュタイン城だけでも100枚は撮ったことでしょう。ロンドン、トラファルガー広場、ビッグベンとか。フィレンチェとかスイスとかウィーン、ローマとか。まあ、不思議ですね。写真がそれほど残っていない。

でも、写真を見返すまでも無く記憶にはかなり残っているように思う。もう33年も前のヨーロッパ卒業旅行(尤も、私はそれまで飛行機すら乗ったこと無く、当然、海外も初めて、随分思い切った、楽しい旅だったなあ)ですが、鮮明に覚えていること、結構あります。

昔は当然、facebookなんて無いし、写真ってアルバムに保存して見返すものでしたよね。

今、僕の携帯に何枚の写真、動画が格納されているのか分かりません。10,000枚くらいはあるかも。でも、2度と見ない写真がほとんどというのも事実。

これって勿体ない、と思い、最近は写真を現像してお気に入りは写真立てに入れて飾っています。そういう写真を見返すことってスマホ文化の中では少なくなっているように思います。

「取り敢えず」写真を撮り、そのまま。なんか、薄っぺらいよな、と思うのは私だけでしょうか?当然、スマホで写真が撮れるからこその素晴らしさは分かっているつもりです。でも、「取り敢えず」 文化ゆえ、記憶に残りづらい部分もある、だからこそ、撮った写真は見返し、捨てるものは捨てる、現像するものは現像する、ということを始めています。とっても自分なりには素晴らしいと思っています。

一方で、取った写真は素晴らしいものもそうでないものも必ず現像してました。例外なく。そういうものでした。だから、今よりは慎重に写真を撮っていたように思います。