医薬の進歩はまさに日進月歩で、以前ならどうにも手の施しようが無かったこともどうにかなるような世の中になってきています。本当にありがたいことで医療関係者の日々の懸命な治療行為や薬品の開発に携わる方の粘り強い努力にまずは心より御礼申し上げます。
また、現在も高額な薬品でしか症状を抑えたり治療が出来ない方に対しては心より同情申し上げます。これから私が述べることは単なる私の考えであり、また、現在差し迫った問題でもございません。
現在私は56歳。余命が5年ですよ、と言われたとして、87歳の父親とは当然受け止め方が違います。何とか、生きていたい、と考えます。
さて、これから色々なことが起こるのでしょうが、残念なことにアルツハイマー型認知症といった認知に関する病気にかかってしまうかも知れません。
どらえもんではありませんが、「どんな状況に陥っても、この薬を飲めば、24時間はあなたが正常だった時と同じ脳の状態に戻りますよ」という薬があったとしたら、どんなに高額でも買うだろうな、と、思います。遺言やら延命治療は不要である旨の手続きやら、色々な意思表示を示しておきたい、と思います。
そんなことは想像したくないですけどね、自分で自分のことを正しく判断できなくなったら、もうそれは私では無いですよね。何とかそうならないようにしたいし、そうなった場合にはなるべく迷惑をかけないように意思表示を済ませて置きたいですね。
急にどうしたんだろう。(武田薬品がナルコレプシーの治療薬の開発が上手くいっています、というニュースリリースに触発されただけかも)